『COLETTE International』代表、高橋正季氏がファッションを通じ提供する価値とは

BEAUTY

広島の中心地の中でも、特にファッション関係のショップが軒を連ねる並木通り。そこを1本中に入った落ち着きある路地の一角にあるのが、『VIA BUS STOP COLETTE』である。

1980年に、代表の高橋正季氏が前身となるALFEE INTER WORKSを開業したことからスタートしたCOLETTE International。以来ファッションだけに留まらず、1988年にはフレンチ×ジャポニーズレストラン TEE DINNERSを開店するなど、常に新たな視点でのライフスタイルの提案を行ってきた。2019年3月からは、よりファッションにフォーカスした世界の経由地/パートナーショップとして、新たにVIA BUS STOP COLETTEとしてリニューアルオープンした。店頭では、メンズ・レディースのファッションアイテムを取り扱う。

スタートから38年、広島のファッションシーンをリードし続け、今もなお第一線に立つCOLETTE Internationalの代表 高橋氏にお話を伺った。

ファッションの原体験

実家が呉服屋だったという代表の高橋氏。洋服に興味を抱くようになったのも、ごく自然なことだったという。家業の手伝いをする中で自分でディスプレイを考え、商品を演出することもあった。

「勝手にいじるな!って叱られながらでも、やっちゃうんですよね(笑)。自分だったらこうするのに、というのは子供の頃からずっとあります。演出が好きなんですよね。『こういう構成をするときには、こんなものをこんな風に置いたらいいなぁ』、そんなことをずっと考えています。どうせ楽しむならより楽しくなる工夫をしたいという、僕の追求心みたいなものが根底にあるのかもしれません。」

「それはファッションにも言えることで、本当に楽しむなら洋服も素材がいいもの、カッティングがいいものの方が、より深く楽しめると思うんですよね。そういった、本質から良いと思うものをお店にも並べています。」

喜びを届ける一着

本当に良いものを届けたい、という高橋氏の想いを証明するようなエピソードがある。

「お客様から『COLETTEで買ったものはずっと捨てられない』と言われます。うちも長くやっていますから、それこそ20年30年。『同じブランドの服なのに、このお店で買ったものはずっと着られるんです。どうして?』なんてね。」

「実は洋服って、気分が優れない時こそ重要なんです。なにを着てもしっくりこない、そんな時に『これを着たら一気に気分が良くなる』そんな洋服が存在します。それが、長く手元に置いていただける洋服です。それを決めるのはやっぱり質の良さ。襟の空き具合だったりカッティングだったり、素材だったり。いい素材の洋服を着たらやっぱり気持ちがいいものですよね。そんな風に、買ってもらうだけではなく、着てもらってさらに長く愛用してもらって喜んでもらえるような一着をお届けしたい。それが僕の喜びでもあるんですよね。」

ファストファッションやインターネットショッピングが当たり前になっている現代において、本当に良いと感じ、20年30年と手元におけるファッションアイテムにはそう巡り合えるものではない。買った先の『喜び』まで提供する−−。そこに、COLETTEの真価があるのではないだろうか。

変わるものと、変わらないもの

COLETTEの代表として40年近く広島のファッションシーンを牽引して来た高橋氏。今なお第一線に立つ高橋氏は、今後のCOLETTEの未来をどんな風に思い描いているのだろうか。

「過去も現在も未来も、お客様に本当に価値あるものをお届けして喜んでいただきたいというのはずっと変わりません。もちろん時代によって、それがファッションだけではなくレストランだったりという変化はあります。時代や状況によって変わるものもあるけれど、変わらずに今までやって来たことをずっと貫いて充実させていきたい、というのが今のCOLETTEです。変わらずに貫くというのは実は難しくて、現に今までのものがどんどん消えていっていますよね。例えば職人さんが減っていっている、とか。ファッションも、インターネットショッピングが当たり前になって、コミュニケーションをとって買ってもらって本当に喜んでもらう、というのが難しくなってきています。『本当にいいものをしっかりと伝えてお客様に喜んでいただきたい。』それが、今までもこれからも一番大切にしている部分です。」

高橋氏はインタビューの中で『喜び』という言葉を繰り返し口にしていた。これまでもファッションに留まらず多様な展開をしてきた高橋氏にとって、販売するものは変われど、『喜び』こそが本当に届けたい価値なのかもしれない。

2019年3月に新たなスタートを切ったVIA BUS STOP COLETTE。より深く濃く、深掘りした価値を提供したいと語る高橋氏。これからも、本物を提供し、喜びを生み出し続けるに違いない。

ファッション未来

心の豊かさを育むもの

身に纏ったり身につけたりすると、ときめきや喜びを感じて、心がポジティブになれる、そんな力がファッションにはあると思います。僕が今携わっているのはファッションがメインですが、心の豊かさを育むという意味ではファッションだけじゃなくて、良い洋服を着て、いい空間で、いい音楽を聴いて、いい料理を食べて…それらがすべて整うことが大切だと思うんです。すべてがつながっている、そう感じます。

だからこれまでと変わらず、ファッションを通じてライフスタイルを提案していきたいと思っていますし、それがお客様に本当に喜んでいただくことにつながっていると信じています。

取材先情報

会社名(店舗名)株式会社コレットインターナショナル
ご担当者様高橋 正季
所在地広島県広島市中区中町3-11 中町センタービル1F(三井ガーデンホテル裏)
電話番号082-244-1535
営業時間11:00〜20:00
定休日水曜日
業務内容セレクトショップ(メンズ・レディース)「VIA BUS STOP COLETTE」の運営。
サイトURLhttps://colette.co.jp/
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取材時期2019年

※ このページ内の情報は、取材当時のものであり最新のものと異なる可能性があります。

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